エンゲージリング

婚約指輪はいつの時代から始まった?

女性なら誰もが憧れたことのある“婚約指輪”
婚約指輪とは、一般的に男性から婚約の記念に女性に贈られるものであり別名“エンゲージリング”とも言われています。
結婚を約束する意味だけではなく、これから一生愛し続けることを約束する指輪でもあるのです。

愛する人から婚約指輪をもらい、プロポーズをされることは、女性にとって人生の中で一番幸せな瞬間といっても間違いではありませんよね。
そんな憧れの婚約指輪ですが、一体いつごろからあったものなのでしょうか?
婚約指輪の起源は、古代ギリシャ時代に始まったと考えられています。

当時の結婚は家と家同士の関係や子孫を残すことが目的で行われており、愛情よりも身分やお金を重要視していた背景があります。
婚約が成立をしたら夫が妻の家にお金を払い、その証拠として花嫁の父親に指輪が手渡されていたことが起源とされています。
このように、妻をお金で買う売買婚と言う結婚が一般的だったようです。

今現在の憧れの婚約指輪のイメージとは随分とかけ離れていますよね。
今では、売買婚の習慣はほとんど残っていませんが、婚約指輪を贈る習慣だけはそのまま残り続けました。
それでは、日本ではいつごろから婚約指輪を贈る習慣がはじまったのでしょうか?

日本での婚約指輪の歴史は浅く、1960年頃から結納品の一つとして贈られるようになったと言われています。
当時の婚約指輪はダイヤモンドではなく、ほとんどの人が真珠や誕生石で作られた指輪を贈っていました。
婚約指輪の現在のイメージが確立した背景には、1970年代頃にダイアモンドジュエリーを中心に展開している“デ・ビアス社”がキャンペーンで流したCMがきっかけとされています。

「お給料の3ヶ月分」というキャッチフレーズとともに、時代に合わせた様々なカップルのドラマが映し出されたCMでした。
当時の日本人にとって、とても新鮮で印象に残るCMだったため、婚約指輪にかける金額は給料の3ヶ月分が常識で、宝石にはダイヤモンドを使うという今の考え方が根付いていったのです。
このCMのおかげで1970年当初は16%ほどしか贈られていなかったダイヤモンドの婚約指輪も、1980年代には70%以上の婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったと言われています。

言わば、宝石会社の販売戦略に日本人が上手いこと乗せられてしまった…とも言えますね。

Menu